牡蠣嫌いについて

私は牡蠣が嫌いである。
牡蠣好きの人に言わせると理解が出来ないというが、それはこちとら全く同じ気持ちである。
子供の頃というのは残酷なことを平気でやれる時分であるが、私は当時それをいかんなく牡蠣に対しても発揮した。
というより、私意外の家族に対して発揮したと言っても過言ではないかもしれない。

ある日の夕食に生食用の牡蠣を、母親が出したことがある。
小学生だった私は牡蠣を見たのが生まれて初めてである。
というわけで、その生態並びに器官の構造に多大な興味を抱いた。

私は楊枝でその牡蠣の解剖を始めた。
すると、アイボリー色のつややかな肌を割って、墨色のものがどろっと出てきた。
それが内臓だということをわからないまま、やおら恐ろしいものを見てしまったという感が強く、それからというもの、牡蠣を見るたびその光景が眼前にちらつく。
だがそれはどうやら家族も同じのようで、私が子供の頃牡蠣を分解したと言って、そのことを決して忘れてくれない。

大人になった今、もしかしたらもう食べられるようになっているかもしれないと思うことがある。
昔は苦手だった刺身もたくさん食べられるようになったし、随分大人になって進歩したつもりである。

だから先日勇気を振り絞ってオイスターバーみたいなところに行ってみた。
とりあえずカキフライから始めて、焼き牡蠣、生牡蠣とステップアップしていった。
結果、やはり焼き牡蠣で限界であった。

どうしたって子供の頃見た牡蠣の中身がちらつくし、まだまだ子供なのか、ちいとも美味しいと思わなかった。
一緒に牡蠣を食べに行った友人に言わせると、嫌いと分かっていて食べに来る気がしれないということである。
今更ながら同感である。

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